マンションのアンテナ工事は時間がかかる?最短日数とサービスの質

2019.06.15
最終更新日:2019.06.14

マンションのアンテナ工事は一戸建てと違って、日数がかかります。工事のスタイルは、屋上に設置した一つのアンテナで受信した電波を、各部屋で共有する形を取るもので、シンプルです。しかし、管理と利権が複雑なため、工事のスケジュールが立てにくいのです。それでも、家族の安全や仕事の関係で必要なので、最短日数で工事してもらいたい、と希望する人は多いでしょう。このサイトでは、そんなお急ぎのあなたに、マンションのアンテナ工事について、解説します。

即日対応してもらえる?

マンション全体のアンテナ工事、即日対応してもらえる業者はあるのか?という疑問に関して言えば、入居者全世帯の同意とスケジュールの調整さえつけば、可能であるという答えになります。しかし、そのスケジュール調整こそが、肝心な部分です。即日対応してもらえるように業者に依頼するために、順を追いながら、マンションのアンテナ工事がどのようなものなのかを見て行きましょう。

マンションのアンテナ工事は、できる限りまとまったスケジュールで行うべきものです。マンションの規模にもよるところではありますが、同日に、全フロア一斉に工事を行うのが、理想的です。なぜかというと、マンションは、屋上に設置した一つのアンテナで、受信した電波を、各部屋ごとに分配する設計を施されている場合が多いのです。そのため、増幅器や分配器が設置されているのも、各フロアごとになってきます。特に、世帯数が多いところの場合、「今日は5階を工事して、明日は工事してもらおう。」、という風に、入居者の都合に合わせてスケジュールを組んで、業者に依頼してしまいがちなのですが、実はこれは、ちょっと損なことなのです。

そのようなスケジュールにしてしまった場合に起こりうる、よくある例として、「電波の受信状況が、5階は割と良いけれど、3階は弱い。」といったことがあります。フロアごとに違うスケジュール、違う作業員で作業しているわけですから、当然、そのような状況は起こりやすくなります。マネジメントが煩雑になってしまうと、総合管理効果はどうしても、下がってしまうわけです。また、かかった日数分の費用もかかります。管理者やオーナーの方にとっては、資産価値に大きく影響してくるので、意識しておきたいところです。

そのような理由で、入居者の事情や、世帯数により、致し方ない場合もありますが、アンテナ工事はできる限り、効率良いスケジュールでできるように、依頼する側も気を配って行いたいところです。

アンテナ工事の日程を考える際のコツ

以上のように、マンションのアンテナ工事を最短で行うためには、入居者の都合の良いスケジュールを業者に持っていくのではなく、予め工事の日を先に決めて、入居者にスケジュールを合わせてもらうようにするべきです。スケジュール調整をスムーズに進めるために、管理者やオーナーの立場の人は、入居者に、協力を呼びかけるという形で訴えると良いでしょう。入居者は管理者に、できる限りの協力をしましょう。

はじめに、入居者に工事日の通知を行います。この時点で、大切なチェックポイントがいくつかあります。一つ目は、入居者が立会いを希望するかどうかを確認しましょう。入居者が立ち会う場合は、工事のスケジュールを時間で区切って設定する必要があります。急用で、その時間に出かけなければならなくなった入居者は、必ず管理者やオーナーに、その旨を伝えましょう。いずれも、当日になって工事が中断してしまうことがないようにするために、重要なポイントです。二つ目は、工事に当たり、家具や物の移動があるかもしれないことを、周知しましょう。室内工事が必要な場合はもちろんのこと、コンセントの交換や、劣化した備品のチェック等もあるため、それらが家具や物で塞がれている場合に、必要なことです。また、工事が終了した後になって、トラブルにならないためにも重要な配慮です。

次に、業者とスケジュール調整を行う際の、チェックポイントを確認します。一つ目は、アンテナ端子やケーブルの交換をするかどうか、確認しましょう。特に注意しなくてはならないのは、新規のアンテナ工事です。新しいアンテナを取り付けなくてはいけない場合や、既存の線とは別途、配線が必要になった場合は、アンテナ端子も新しくする必要があるため、各戸ずつの工事が必要になってきます。二つ目は、スケジュールの関係上、どうしても工事を分割して行ってもらわなければならない場合のことです。戸数の多いマンションでは、当日に入居者に急用などができてしまい、一部だけ工事を中断せざるを得ない、という事態が少なからず起こり得ます。それでもできるだけ、追加日数が少なくて済むように、業者とのコミュニケーションを密にとっておくことです。

信頼できる業者に依頼しよう

BS、CSの視聴はもはや当たり前、マンションでも各々の部屋で地デジ放送などが受信できることは、入居率アップにもつながる必須条件と言えます。しかし、アンテナは取り付けてしまえばそれで終わり、というものではありません。機械なので、安全のための定期的な点検や、修理が必要になってくるのです。ですので、長くお付き合いのできる、信頼できる業者を探すことは、管理者やオーナーにとって重要な仕事です。

集合住宅の工事に関しては、悪質な業者が関わってくる可能性は、一戸建てよりも少ないため、そこまで心配する必要はありません。しかし、急ぎで業者を探す場合は、焦ってしまいがち。最低限チェックできるポイントだけは、事前に押さえておきましょう。まずは、報告、連絡、相談を密に行ってくれるかどうか。スケジュールの管理が、工事に関わる全ての立場の人にとって、肝心なポイントであることは、確認した通りです。

特に工事を急いでもらう必要がある場合、「報告、連絡、相談」にこまめに乗ってくれると言う点が、業者選びでは優先すべきポイントとなります。次に、安全管理を怠っていないかどうか。作業ベルトの着用を行わないなど、高所作業の安全管理が徹底されていなかったり、無理なスケジュールで夜間工事を受け付けている業者も、中にはあるようです。そのような業者は、同業者内でも悪名高い業者として知れ渡っていたりします。怪しいなと感じたら、地域の相談窓口や、消費者生活センターに問い合わせてみましょう。色々な情報を集まっています。

何れにしても、依頼の段階でも話を進める段階でも、長い付き合いができるかをよく吟味し、依頼する側からも、報告、連絡、相談を密に行うようにしましょう。急ぎで工事をしてもらう場合は、特に、必要なことです。

まとめ

マンションのアンテナ工事は、管理者やオーナーにとっても、入居者にとっても、また工事を行う業者にとっても、ばらつきがないスケジュールで、少ない日数でという考え方をすることが、重要になってきます。マンションのアンテナ工事に関わる機会は、生活の中でも頻繁ではない、イレギュラーなことです。特に入居者にとっては、工事期間中は不便なことも多発し、快適な期間ではありません。だからこそ、工事日数を増やしたくないですよね?より質の高い生活をするための数日間とし、関わる人全員で、協力し合っていきたいものです。