その地デジアンテナ工事は火災保険でまかなえる?台風被害の場合

2019.06.17
最終更新日:2019.06.14

日本は世界の中でも、自然災害の多い国で、私たちはその対処法をよく知っている民族として、世界から注目されてます。確かに、一番大切な自分や家族の命を、災害から守ることに関しては長けているかもしれません。しかし、それに比べ、私有財産を災害から守り、補償することに関しては、知識が薄い面があります。自然災害によって発生する家屋の工事や、財産の保証には、実は火災保険がかなり有効に利用できるのです。地デジアンテナ工事も、同じなのです。このサイトではその一例として、台風被害による地デジアンテナ工事と、保険のことについて検証して行きます。

地デジアンテナが倒れたら

地デジアンテナは、屋根やベランダなどの屋外に設置されていることが多いため、家屋の中でも自然災害の影響を最も受けやすいスツールだと言えるでしょう。悪天候の際に、テレビがうまく映らなくなったという経験を持つ人は、たくさんいるのではないでしょうか。

このような風雨の影響で生じるテレビの不具合が生じているとき、アンテナが倒壊、または倒壊しかかっていることがあります。それも、かなり多くの場合でです。アンテナが倒壊してもテレビは問題なく映っている場合も多くありますが、そのために長い間、アンテナが崩れていることに気付かずにいることも多く、「今すぐ工事が必要なのでは?」と思われる危険な状態の家屋は、結構、見かけます。決して珍しい話ではないのです。

では、アンテナが倒壊したことに気づいたら、まずどのように行動すれば良いのでしょうか?災害時には、外に出て、屋根に登って工事を試みたり、倒壊したアンテナの部品を回収したりすることは、大変危険です。慌ててこのような行動を取らないようにしましょう。また、自分で工事を行なってしまうと、保険の適用対象にならない場合が殆どなので、そのような意味でも損をしてしまいます。このような非常時にあなたができることは、近隣の人、家のアンテナが倒壊し、危険が及ぶかも知れないということを、伝えることです。それも、地域全体に伝えられるとベストです。地域に伝達できる、複数の連絡手段を、調べておくと良いでしょう。

アンテナの倒壊には、大きく分けて三つのパターンがあることを知り、それを思い出しましょう。1つ目は、倒壊はしたが、アンテナ自体は無傷である場合。この場合においては、アンテナの向きを調整し、再び立て直せば良いだけなので、工事自体もシンプルです。2つ目は、アンテナ自体が歪んだり、取り付け部分が壊れた場合。交換が必要な、工事となります。これが少し厄介で、火災保険が適用されるかどうかは、工事の額によります。3つ目は、アンテナが取り付けてある、屋根やベランダ自体が損傷を受け、そのせいでアンテナが倒壊した場合。この場合は、確実に火災保険が適用されるので、そのように心得ておきましょう。

自然災害に遭った時に、アンテナに関して私たちができることは、心の準備と、火災保険の知識ということになります。

火災保険で修理を行う

火災保険で地デジアンテナ工事を行う際、こちらが支払う費用は発生しない場合が殆どなので、是非とも活用したいところです。保険にはしっかり加入して、備えておくことです。そんな便利な火災保険ですが、災害によってアンテナを損失をしたということでも、それが適用の範囲に入っていなければ対応してもらえないので、まずは自分が利用できる、火災保険の範囲をしっかりとチェックしておきましょう。

「風災補償」がある保険に入っている場合、損害額20万〜30万円以上であれば、大体適用されます。例えば、「アンテナが取り付けてある屋根や、ベランダ自体に損傷を受けたせいで、アンテナの工事も必要になった。」という場合です。高額な工事が必要な際にはとても助かるシステムです。しかし、アンテナのみが損害を受けたという場合には、工事も20万円に満たないことが殆どなので、あまり効果的とは言えません。

ただ、アンテナの倒壊があった時というのは、見た目にはアンテナのみの損害に見えても、取り付けた家屋の見えにくい部分で損傷がある場合が多いのです。例えば、ベランダの手すりの内部が、実は損傷していた等。その辺りは損をしないように、チェックしてもらいましょう。もちろん、損害自体が少ないことに、越したことはないのですが。

火災保険には、免責金額を決めておくタイプの契約が存在します。自然災害に遭って損失を被った際に、予め自己負担額を決めておくという契約です。免責金額は様々で、0円で契約できるところもあるようです。損害額から免責金額を差し引いた金額を、補償額として受け取ることができます。

何れにしても、火災保険で地デジアンテナ工事を行う場合は、すぐに保険会社に連絡をしましょう。というのは、保険にも期限があるのです。大体、台風被害に遭ったその日から、3年以内というところが多いようです。

緊急事態に際しての対応

自然災害は、私たちが普通に生活している中で、突然襲ってくるものです。そしてその最終的な被害の規模は、終わるまで分からないというのが現実だということを、私たちはよく知っています。そんな自然災害の備えには詳しい私たちですが、災害が去った後に発生する、二次被害ともいうべき緊急事態もあることを、知っておきましょう。

災害後には、火事場泥棒とも言うべき保険金詐欺が、横行します。アンテナ工事に関する保険金の詐欺も、ポピュラーなものです。アンテナ工事を火災保険でまかなえることを知らずにいる人や、アンテナ工事に保険が適用されなかった人を狙ってきます。災害の大小に関わらず、災害は私たちの気持ちに大きなダメージを与えるものです。

そんな心の隙に、保険詐欺というのは、入り込んでくるのです。「100パーセント、保険でまかなえるから、今すぐ契約しましょう。」と言った強引な保険の勧誘に出会ったり、「後から保険でまかなえるから。」という謳い文句をやたらと繰り返し、あなたから高額なお金を要求するような勧誘に遭遇してしまったりする確率は、自然災害後に爆発的に上がるということを心得て、注意したいものです。災害時のアンテナ工事というものは、多くの人にとって一般教養の及ばない専門分野であり、知識に自信がないものです。

災害が去った後でも、パニックにならずに落ち着いた対応ができるためにも、事前知識を持つことは大切なのです。

まとめ

災害は、ただでさえ、私たちの生活とメンタルに、大きなダメージを与えるものです。ちょっとテレビの調子がおかしい、というだけでとても大きな不安に駆られる人も、たくさんいるはずです。そうした中でも、落ち着いて、次に自分が何をすべきかを考えながら、行動していきたいものです。そのために、火災保険に入っておくこと、保険の知識を持っていることは、大いに役立ちます。アンテナに関しても、同じことが言えます。あなたの守るべき大切な財産の一つなので、日頃からチェックしておきましょう。言うまでもありませんが、自分と家族の命が最優先です!