アンテナ工事不要!ケーブルテレビを選ぶ時の注意点は?

2019.08.13
最終更新日:2019.08.28

ケーブルテレビに加入すると、アンテナ工事をすることなくテレビを視聴できます。自宅の屋根にアンテナを設置することで景観を損ねる心配もなく、また天候や周辺の遮蔽物、建物の影響を受けることなく、安定的な電波受信が可能になります。他にも専用のチューナーを設置すれば、BSやCS放送も受信でき、豊富なチャンネルを楽しめます。しかしその一方で、全ての人にとってケーブルテレビがおすすめとは言えない面もあります。ケーブルテレビを検討しているなら、是非知っておきたいメリットや注意点には、どんなものがあるでしょうか。

ケーブルテレビってどんな仕組みなの?

ケーブルテレビは、アンテナ工事をしなくてもテレビを見ることができるサービスです。アンテナでの受信は、地上デジタル放送なら自宅から近い電波塔から、BS放送やCS放送であれば上空36000キロにある衛星から、直接放送電波を受信します。通常、各家庭に1台、もしくはそれ以上の台数を取り付けることで、直接電波を受信します。

一方ケーブルテレビは、大型のアンテナで地上デジタル放送やBS、CS放送を受信し、光ファイバーケーブルや同軸ケーブルを使って、契約している家庭へ電波を送ります。

ケーブルテレビはどんな人におすすめ?

ケーブルテレビに加入するかアンテナを建てるかで迷ったら、テレビの映像サービスとインターネットや電話などの通信サービスを知って、どちらが自分に合うかを決めると良いでしょう。

ケーブルテレビは豊富な映像サービスが魅力で、地上デジタル放送だけでなく衛星放送も楽しめます。高い契約プランにせず、一番リーズナブルな契約プランでも無料の衛星放送を視聴できるので、テレビ視聴を重視したい人にはケーブルテレビはおすすめと言えます。

またローカル情報を流すチャンネルもあり、例えば住んでいる地域の天気や災害情報、避難情報をはじめ、地元の公民館や地区センターでの催しやイベントの紹介番組なども豊富です。

特に子育てをしている世帯や、介護など行政サービスを利用している人にとっても役立つ情報が、広報誌などを見なくてもローカルチャンネルで収集できるという側面もあります。

プロ野球などスポーツ中継を視聴したい人にもケーブルテレビはおすすめです。地上波では視聴率の低下などから野球中継の放映時間が少なくなっています。またいつでも自分の好きな球団やチームの試合を見られるわけではありませんが、CS放送なら全試合をゲームセットまで見られるのは、好きな人にとっては大きな魅力です。

他にもケーブルテレビでテレビ視聴と併せて、インターネットサービスや電話サービスを一緒に契約すると、契約料がお得になるプランを用意している会社がほとんどです。

インターネット使用にあたり、決まったプロバイダなどのこだわりが特に無ければ、同時に契約するのもおすすめです。インターネットは使うデータの容量に応じた契約ができたり、定額制で使い放題のプランがある会社もあるので、テレビやインターネットサービス、電話と分けて契約するより経済的です。

ケーブルテレビのメリットとデメリット

ケーブルテレビへの加入にはメリットもデメリットもあります。自分にとってのメリットとデメリットのバランスをよく考えて、加入するべきかどうかを決めましょう。

これまでにも紹介している通り、ケーブルテレビはアンテナ工事が不要です。自宅の外観を損ねることが無いので、屋根やベランダなどにアンテナを建てたくない人にはメリットとなります。またアンテナは鳥がとまったり、糞をされたりすることがある他、強風などで倒れてしまう場合もあります。

傾いたアンテナを直す程度ならすぐに済みますが、屋根やベランダを傷つけてしまい思わぬ修理が必要になる場合もありますが、ケーブルテレビではそのような心配もありません。

専用のチューナーも基本的には無料でレンタルでき、設定も業者が来て作業してくれることがほとんどなので安心です。他にもインターネットや電話とセットで加入することで受けられる割引サービスや、豊富な映像サービスがある点も紹介しました。

これらのメリットがある反面で、そもそも需要を感じない人や、知識がありこだわって自分でいろいろと設定をしたい人にとってはデメリットの面が際立ってしまうかもしれません。

その例がインターネットサービスです。ケーブルテレビは、光ケーブルを使って放送電波を送りますが、このケーブルの空きを使ってインターネット通信サービスを行います。

ケーブルテレビはもともと、大容量の番組を送受信できるようにケーブル回線が整えられているため、インターネットも安定して利用できるのが特徴です。ネット検索をはじめ、アプリのダウンロードやオンラインゲームもストレスなくできるので、幅広い世代の人におすすめです。

しかし利用したいプロバイダやサービスが他にある場合には、加入するメリットも半減です。またケーブルテレビでは光ケーブルを使っていますが、途中からは同軸ケーブルを使う光ハイブリッド方式という方法で、各家庭までインターネットサービスを提供しています。

光ケーブルは高速通信がメリットですが、その先に同軸ケーブルを使用することで、通信環境が遅くなることがあります。ケーブルテレビ各社では、インターネットプランをいくつか用意している他、サービス向上のため光ハイブリッドに加えて、光回線と同じ1Gbpsサービスを提供しているところもあります。

通信速度が速くなればなるほど、利用料金が高く設定されているため、メールチェックやネット検索程度の使用なら、通信速度を落としてリーズナブルに、オンラインゲームや映画に高画質な動画など、ネットコンテンツを楽しみたいなら500Mbpsから1Gbpsなど、使用頻度は目的に合わせて選ぶと良いでしょう。

ただし光ハイブリッド方式しか導入していないケーブルテレビもあるので、サービス内容を事前にチェックしておく必要があります。

付帯サービスの利用メリットをよく検討しよう

ケーブルテレビはテレビや電話、インターネットをひとまとめにできるため、お得で楽な面もありますが、あくまでメインサービスはテレビです。

テレビをよく見る人、小さな子どもや高齢夫婦など家族が多く、いろいろなジャンルのチャンネルを視聴する人にはおすすめのサービスです。近年ではインターネットサービスも、テレビと同様主力サービスになっていますが、インターネットをよく使う人や大容量のデータ通信を使う人にとっては、割高になる可能性もあります。

たくさん使うほど、また高速通信を求めるほど利用料が高くなるため、インターネットをメインに使うなら、大容量プランや無制限プランを用意している光回線をを利用したほうが割安です。

基本はテレビ視聴で、インターネットはホームページを見たりメールを送ったりする程度なら、逆に低用量プランのあるケーブルテレビがお得でしょう。
他にもケーブルテレビ会社独自のサービスを確認して、自分のライフスタイルや使い方と照らし合わせましょう。

パソコンの無料設定サービスや、初心者向けの講座などを開講しているところもあるので、検討している会社の提供サービス内容をよく確認して決めましょう。

まとめ

ケーブルテレビはアンテナを立てることなく、テレビ視聴ができ付帯サービスも利用できるため便利である反面、使い方や使用頻度によっては無駄なお金を支払うことになったり、割高になるケースもあります。

アンテナにしろケーブルテレビにしろ、サービス内容やメリット、デメリットをよく検討して本当に自分に合っているものかどうかを見極めましょう。引っ越しの予定がある場合など、契約して一定期間以内に引っ越して解約する場合、違約金が発生する場合もあるので、注意が必要です。