ベランダに地デジアンテナ工事をするとき必要な道具は何?

2019.06.16
最終更新日:2019.06.14

屋外での工事で最も重要なことは、安全、これに尽きます。特に、2階以上の階に取り付ける場合は、落下などし、重大事故につながることのないようにしなければなりません。自宅のベランダに取り付けるのですから、できれば外観を損ねないようにもしたいものです。そのために、最低限必須な道具から、あると便利な道具まで、このサイトで紹介します。安全な地デジアンテナ工事のために、このサイトをお役立てください。

何がお勧め?アンテナ部材

まずは、ベランダにアンテナ工事をする際に、必須な部材から押さえて行きましょう。
1.アンテナ本体
2.分配器
3.ブースター
4.壁面用の接続端末
5.ケーブル
その他。ネジ等、固定用の器具。

アンテナ本体は、現在、地デジ用では、八木式、デザインアンテナ、衛星放送用では、BS専用、BSとCS共用、4K8K含む全対応型のもの。全種類が存在します。自分の生活に、何の番組が必要なのか考え、それに応じて選択することをお勧めします。

分配器は、アンテナで受信した電波を各部屋に分配するための部材です。地デジとBS、CS対応型と、4K8K含む全対応型の二種類が存在します。どんな番組が見たいかに加え、あなたの家そのものの大きさや、部屋数によって、選択すると良いでしょう。

ブースターとは、アンテナで受信したテレビ電波を、正常な状態であなたの家のテレビに届けるために、調整してくれる便利かつ必須な部材です。分配器と同じ、二種類が存在します。

接続端末は、アンテナから、壁面に設置する分配器、ブースター、と、テレビを接続するため配線部分です。集合住宅の場合はあらかじめ、設置されていることが殆どですが、一戸建てで設置がない場合、地デジアンテナ工事を行う際に、一緒に設置作業をします。

ケーブルに関しては、特に、自分で地デジアンテナの工事を行う人にとって、こだわりのある部分です。なぜかというと、ケーブルの質や、調子によって、テレビがきれいに受信できるかどうかが決まるからです。業者に依頼する場合でも、画質のきれいさにこだわりたい人は、質の高いケーブルを使ってもらえるように、リクエストしておきましょう。地デジ工事の中でも、予算とこだわりによって変わる部分と言えます。

以上が、必要な部材となります。この中から、あなたが選択した組み合わせによって、必要とする道具が決まります。次に、その他のネジ、主にアンテナを固定するためのツールを紹介していきます。

アンテナ部材以外に必要なもの

では、ベランダにアンテナ工事を行うに当たり、地デジアンテナをしっかりと固定するツールについて、一緒に確認して行きましょう。地デジアンテナを購入すると、大体、アンテナをセットするための金具が付いてきます。手すりに取り付けることになるのですが、あなたの家の手すりの寸法が、それと合わない場合は、別で購入します。

アンテナマスト、サイドベース、フェンスベース、フェンスマスト、といった名称で売られており、あなたの家のベランダの設計に合ったものを、選択します。迷ったら、コンクリートフェンスベースというものがあるので、調べてみてご一考ください。様々なタイプのベランダに、対応ができるもののようです。何れにしても、安全確保のために、必ずサイズと寸法は確認しましょう。

地デジアンテナをセットする金具を取り付ける際に使用する、専用のネジ、またレンチも、アンテナ購入時に大体、一緒に付いてきます。こちらも、アンテナをセットする金具がサイズに合わない場合、自分で購入することになります。セットする金具とネジやレンチのサイズが合わないと、工事の際の安全確保が難しくなりますので、必ず確認しましょう。また、アンテナをよりしっかりと固定するための、ゴムテープ、両面テープなどは、いずれも防水用を選択しましょう。当たり前のことのように思えるかもしれませんが、安全第一を実行する上で必要なことなので、敢えて確認させていただきました。

作業の際に便利なものとして、レベルチェッカーというものがあります。アンテナの向きを考える際に、電波状況を測りながら作業ができます。さらに、アンテナ用取り付けポールという、便利な道具も存在します。これは、ベランダの内側にアンテナを設置したい場合に使用するものです。集合住宅においては、安全や景観の確保のため、ベランダより外にアンテナを出さないように規定で決められていることがあるので、チェックしてみると良いでしょう。安全な工事は、適切な道具選びから始まります。

設置作業の手順

実際に、工事に取り掛かる前に、あなたが選んだ道具をもう一度チェックしましょう。特に、重量は要チェックです。地デジアンテナ自体、それだけで約2キロ。セットするための金具は、3キロ強の重量があるのです。また、取り付けのために使用するレンチやネジなどの工具も、しっかりとした重量があることは言うまでもありません。特に、2階以上の高層階でアンテナ工事を行う場合、それらの落下は大変危険です。最悪の場合は加害者になってしまうということを肝に命じ、充分に安全を図ってください。こうした意味でも、高層階でのアンテナ工事は、個人で行うのではなく、プロに依頼することを強くお勧めします。

では実際に、アンテナ工事の手順について見て行きましょう。最初に、アンテナ工事を行う場所をセッティングします。周囲の家のアンテナが、どの方向に設置されているのかを参考にして、決めると良いでしょう。次に、地デジアンテナをセットするための金具を、ベランダに固定します。その際、ロープや丈夫なビニール紐などで固定を補助し、突風などに備えてください。それから、レンチで金具を、しっかりと取り付けます。強い力で叩いても揺すっても、動かないくらいに堅牢に締めましょう。

ベランダに金具がしっかりと付いたら、アンテナの取り付けの前に、アンテナの仰角を設定します。お住いの地域によって角度が決まっています。取扱説明書を参考にしましょう。地デジアンテナ本体を取り付ける際は、特に気をつけてください。アンテナ自体が持ちにくい性質のものなので、落下に要注意です。受信角度の調整があるので、この時点ではネジは仮止めしておき、後から堅牢に締めます。ケーブルを接続したら、最後にテレビの「電源供給をオンにする」を選択し、テレビがつくことを確認します。後は、アンテナの微調整をして、終了です。

最後に、くれぐれも片付けを忘れないようにしてください。ベランダの手すりに、道具や工具の置き忘れは、ありませんか?大変危険です。

まとめ

以上のように、ベランダの地デジアンテナ工事は、とてもリスクが高い作業です。必ず、晴れた日に、二人以上の大人で、作業を行ってください。作業に必要な道具を揃えることや、ベランダの取り付けたい部分のサイズを測ったり、アンテナをむかせるべき方向を、調査しておくこと等、事前の準備が大変重要だと言えます。
業者に依頼せずに個人で地デジアンテナ工事を行う際に、もし知識に自信がない場合は、一度、専門業者に見積もりを取り、道具のことなどを含めて問い合わせてみることをお勧めします。それでも解決しない疑問がある場合は、そのまま業者に依頼することをお勧めします。