ベランダに地デジアンテナを設置するメリットと費用

2019.03.11
最終更新日:2019.03.27

地デジのアンテナを設置する場所といえば、八木アンテナなら屋根の上、デザインアンテナなら外壁の高い位置というイメージがあります。しかし電波状態が許せば、アンテナはさまざまな場所への設置が可能になります。自宅のベランダもそのひとつです。手が届きやすい位置にアンテナを設置することは、数々のメリットがある一方で、条件によっては設置できない場合や、デメリットが出ることもあります。ここではベランダにアンテナを設置するメリットと、設置できる条件、アンテナ工事業者の対応などについて解説します。

ベランダにアンテナを設置するメリット

基本的に、地デジアンテナをベランダに設置するケースとしては、八木アンテナでは、屋根の上への設置が難しい場合の第2候補に選ばれることが多くなります。デザインアンテナでは、アンテナ工事会社はもっとも電波が受信しやすい場所を選ぶため、建物の向きによっては、ベランダへの設置を進められることもあります。

そのメリットとしては、手が届きやすい位置への設置になるため、メンテナンスや故障の際の修理が簡単になるという点が挙げられます。また建物の状況にもよりますが、屋根の上や壁面より風雨の影響を受けにくく、経年劣化の度合いを軽減できることが多くなります。八木アンテナであれば、空間を少し使うことになりますが、ベランダ内側に設置することで、より風雨の影響を避けることが可能になります。

アンテナをベランダに設置する際の注意点

地デジアンテナをベランダに設置する場合は、屋根の上への八木アンテナ設置や、壁面へのデザインアンテナ設置に比べて格段に危険性が少なくなります。そのため業者に依頼せずDIYで行うことも比較的、簡単になります。しかしベランダへのアンテナ設置は、まず自宅周辺の電波の強さを確認し、それに見合ったアンテナの種類を選ぶことや、場合によってはブースターの設置なども必要となります。特にデザインアンテナは設置が楽な反面、周辺の電波が弱い場合は、八木アンテナに比べると安定した受信が難しいこともあります。

またアンテナの向きは、電波が送られる放送局の方向へ正確に向ける必要があります。ただ場合によっては、放送局からの電波が高層ビルなどに当たって跳ね返り、方向が変わった「反射波」を受信できることもあります。自身でのアンテナ設置が難しいと思われる場合は、無理をせずアンテナ工事会社に依頼するのが無難といえるでしょう。

ベランダにアンテナを設置する費用は?

地デジアンテナ工事の会社に依頼して、ベランダにアンテナを設置してもらう場合、作業が簡便になるため、八木アンテナ、デザインアンテナともに、特に追加費用の必要ない通常工事費用のみですむ場合が多くなります。ただしこの点は会社によって異なるため、確認しておくことが必要です。

また現場の条件によって、特別な設置具などが必要な場合は、追加の部材費や工費などが必要になる場合もあります。また他の位置に比べて電波状態が悪くなる場合は、追加料金でブースターの設置が必要になることもあります。ベランダへのアンテナ設置は、外観やメンテナンスのしやすさといったメリットと、必要になる工事費とのコストパフォーマンスを考慮して行うといいでしょう。

まとめ

地デジアンテナをベランダに設置することは、現場の条件によってはさまざなまメリットがある一方で、電波状態が悪く、無理に設置すると工費がかさむなどの場合はお勧めできないこともあります。

自身でベランダにアンテナを設置する場合は、電波の強度や方向など、多くの点に注意する必要があります。アンテナ工事会社に頼む場合は、まずベランダに設置したいと要望を告げ、電波状態などの条件を確認してもらい、検討の上で依頼するといいでしょう。