台風でアンテナが壊れた!火災保険で修理費用が賄える?

2019.03.15

日本は台風が多い国です。また雪国ではときに豪雪もあり、自然現象によるさまざまな問題も起こります。特に八木アンテナは風雨などの影響を受けやすく、強風や豪雪などによって、急に倒れたり故障したりすることもあります。このような自然現象によるアンテナ故障の修理費用など、想定外の出費は家計の負担にもなります。しかし火災保険に加入していれば「風災保証」により、修理費用などが保証される場合もあることはご存知でしょうか。ここではあまり知られてない「風災保証」で、自然現象による突然の故障に伴うアンテナ工事の修理費がまかなえる場合について解説します。

アンテナは台風で壊れるのか?

まず台風でアンテナが壊れるかという点ですが、施工技術が確かな工事業者が立てたアンテナであれば、屋根の上の八木アンテナでもそう簡単には壊れません。ただ、どんなにしっかり立てられたアンテナでも、経年劣化は避けられません。現在ではアンテナ本体や、アンテナを固定する土台である屋根馬、ワイヤーなどは軽量のステンレス素材になり、錆びにくく長持ちするようになっています。

ただ10年以上前に立てられたアンテナでは、現在のものより錆びやすい素材になっており、経年劣化によって、強風などで倒れるリスクが高くなります。また竜巻や豪雪、地震などの自然現象は、ときに人間の予想をはるかに越える猛威を振るいます。想定外の自然現象の前には、比較的近年に、高い技術でしっかりと立てられたアンテナでも倒れることがあるので注意が必要です。

火災保険の風災補償とは?

火災保険というと、火事が起こった場合の保証と思われています。ただ現在では、ほとんどの火災保険に「風災保証」があります。風災保証とは、火災に限らず多くの自然災害で受けた損害について受けられる保障です。主に雨や風、雪の被害、つまり豪雨や豪雪、暴風、竜巻などによる損害。また落雷や何らかの原因で、外部から落下してきたものによる損害にも適応されます。

さらにレアケースですが、隕石による被害も保証されることがあります。詳しくは保険会社との契約の内容にもよりますが、暴風雨などでアンテナが倒れる。また豪雪によるアンテナの位置やゆがみ、雹があたってのアンテナの破損など、自然現象によってアンテナの被害を受けた場合は、ほぼ全般的に復旧のためのアンテナ工事費用に補償が受けられます。

火災保険でどこまで保証される?

基本的に火災保険の風災保証は、自然現象による損害に対して全般的に補償されます。ただ、状況によっては100パーセントの保証を受けられない場合もあるので注意が必要です。まず、どのような場合に保証が受けられるか、細かい条件は約款によって変わり、契約内容によっては一定金額以上の保証が受けられないこともあります。

また設置から長年が過ぎたアンテナで、経年劣化によって倒れたと見られる場合は基本的に保証対象にはなりません。しかし古くなって劣化の進んだアンテナでも、故障や倒れた直接の原因が、雨や風の影響と見られる場合は、部分的に補償の対象となるケースもあります。ただ、どこまで保証対象になるかの判断は一般の人には難しい部分があります。

アンテナ修理業者の中には、台風などで突然アンテナが故障した場合、ただ修理を引き受けるだけでなく、アンテナの修理前と修理後の写真や、その他、保険会社との交渉に必要な請求書類をそろえて、専門のスタッフが考証を引き受けるところもあります。風雨などでアンテナが倒れ、火災保険が適応できるか疑問な方は、このような業者に修理を依頼するといいでしょう。

まとめ

火災保険の風災補償は、契約内容にもよりますが、アンテナに限らず、屋根瓦や雨どいなど建物周辺の破損や、雨漏りなどの発生、またアンテナが落雷を受けたことで、アンテナブースターが焼け付くといったケースや、その他の機器の故障にも適用されます。

どこまで保証されるかはケースバイケースですが、もし自然現象によってアンテナその他の家屋が被害を受けたときは、契約内容を確認して、風災保証の対象と思われる場合は、アンテナ修理の費用が補償されるか問い合わせてみることをおすすめします。

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