地デジアンテナ工事で業者にブースター設置を依頼するときのポイント

2019.03.08

地デジアンテナ工事で必要とされる機材の一つがブースターです。アンテナが受信した電波を増幅する装置であることはよく聞きますが、自宅のアンテナ設置時に、本当に必要なのか疑問に思う人もいるでしょう。ここではブースターの基本的な性能と役割、種類や設置位置、業者にアンテナ工事を依頼した場合の設置を勧める場合の流れなどについて解説します。地デジアンテナにおける電波増幅の必要性について、正しい理解を身につけてください。

ブースター(増幅器)が必要なケースとは

アンテナ工事で設置するブースターとは、増幅器、プリアンプともいい、テレビアンテナが受信した電波を増幅する装置のことです。テレビアンテナがある場所の電波状態が悪い、アンテナから受信機(テレビ)の位置が遠い、一本のアンテナから多数のテレビに受信するなど、アンテナが受信する電波が弱くてテレビがきちんと映らない場合に、電波を増幅する必要があります。

テレビがアンテナからの電波を受信して正しく番組を映すためには、電波が一定の受信レベルになくてはならず、これより強すぎても弱すぎても正常に映りません。アンテナが受信する電波は十分でも、電波を複数のテレビに分配する、またアンテナからテレビの距離が遠い場合などは、そのぶん電波が弱まるため、受信レベルに至らないことがあり、その場合にブースターの設置が必要になります。実際はアンテナ工事会社が現場の電波調査で判断することになります。

ブースター設置の方法

ブースターは、基本的にアンテナに近い場所に設置するほど電波増幅の効果が高まります。ただ電波に混じるノイズまで増強されるため、電波ノイズが多くなる分配器の近くなどに設置すると、かえってテレビの映りが悪くなることがあります。そのためにもノイズの少ないアンテナの真下などに設置することが好ましくなります。

ただしアンテナの近くに設置するには、基本的に防水性能などを持つ屋外用の機種が必要です。ブースターには屋外用と屋内用があり、屋内用は屋外用より工事費を抑えられる、故障の可能性が低くなるといったメリットがあります。一方、設置する位置がアンテナから遠くなるため、電波を増幅する性能は屋外用より低くなります。屋内用は、電波を少し増幅するだけで十分な場合に使用します。

業者にブースター設置を頼む際のポイント

業者にアンテナ工事を依頼した場合、まず最初に現場の電波状態の調査を行い、ブースターが必要な場合は、見積もり段階で設置の必要性を説明してくれます。ただ通常、機材の本体代金含む工事費用が別途で加算されます。基本的に、自社サイトでブースター工事費を含む各種工事料金を明記し、出張費、見積もり費、キャンセル費の無料を謳う会社であれば、不必要な機器の設置を求めることはありません。

室内用、室外用など、もっとも適したタイプも専門家が選んでくれます。どうしても気になる場合は、現地調査での電波測定器の結果を確認する、近所でアンテナ設置時の電波状態がどうだったか、ブースターを設置しているかなどの話を聞いておくといいでしょう。

まとめ

一家に複数台のテレビが当たり前となった現在では、アンテナ工事の際にブースターの設置が必要なことも珍しくはありません。ブースターはアンテナトラブルのない快適なテレビ視聴を支える縁の下の力持ちになります。

ただどのような機種がいいかは、自宅周辺の電波状態やアンテナとテレビの位置、台数などによって変わってきます。ブースターの基本的な機能や構造、種類などを理解して、自宅の環境にもっとも見合った設置をお勧めします。

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